ニュース- 「江戸・TOKYO 技とテクノの融合展2016」開催 -

PaPeRo i(パペロ アイ)とは?

PaPeRo i

「PaPeRo i」は、NECプラットフォームズ株式会社の製品です。
「コラボマーケットプレイス」を通じて、パートナー契約によりレンタルしました。
弊社では、PaPeRo iに搭載されたオープンプラットフォーム上で
SDKを使用したアプリ開発を行い、「SmartAM for PaPeRo i」の展示を行いました。
※PaPeRoは、日本電気株式会社の登録商標です。

SmartAM for PaPeRo i(スマート エーエム フォ パペロ アイ)とは?

「SmartAM for PaPeRo i」は、展示会のために短期間・低コストで作成した「勤怠管理システム」です。
NFCタグを、Readerにかざすことにより、「出退勤時間のサーバ登録」や「PaPeRo iによる挨拶」が行われます。
※SmartAMの「AM」は、Attendance Management(勤怠管理)の略称です。

以下は、出展時の弊社ブースの風景の一部です。

展示会の風景

また、展示会にて流していた出展プロモーション映像を、「YouTube」にて公開しています。
ご興味ありましたら、ご覧ください。

弊社ブース訪問者について

弊社ブースには、「約70名」の方が、訪問しました。
訪問者の統計については、以下を参照してください。

グラフ



技術に関する紹介

今回の展示品開発において、使用した技術を紹介します。

 PaPeRo i 
 「PaPeRo i」は、組込みソフトウェアで制御 
 制御プログラムは「C」で作成 

 カードリーダー 
 「Raspberry Pi」で、カードリーダー機能を制御 
 制御プログラムは「Python」で作成 
 ※Raspberry Piは、英国Raspberry Pi財団の登録商標です 

 Web 
 Webサーバは、「IIS」を使用 
 データベースは、「Access」を使用 
 画面は、「HTML5」「Ajax」で作成 

 スマホアプリ 
 AndroidNFC機能を制御 
 制御プログラムは「Android Java」で作成 

開発スタッフのコメント

今回の展示品開発に携わったスタッフの、コメントを紹介します。

 PaPeRo i担当 
 PaPeRo iの魅力を十分に引き出すためにどうしたらよいか? 
 という点について、試行錯誤がありました。 
 下からのアングルで見つめるしぐさや、 
 装飾についても手があった方がカワイイなど、細部にこだわりました。 
 その魅力を十分にお伝えできたのではないかと考えています。 

 カードリーダ担当 
 ユースケースとして、「入退室管理(カードリーダ)」と「ロボット」が 
 同時にセッティングされるケースをイメージしたところ、 
 高級感のエントランスがあるオフィスをイメージしました。 
 そのため、本展示では大理石調のカードリーダと操作パネルを用意しましたが、 
 最終系に至るまで3回の試作品を重ねて作り上げました。 
 (ご来場いただいた方にイメージが正しく伝わってくれていれば幸いです) 

 Web担当 
 画面レイアウトの最終決定や使用する言語(SQL,JavaScript,css)の 
 経験不足により、予定よりも完成が遅くなってしまいました。 
 今回の経験を活かし、早目の決定、使用言語の事前調査を心がけます。 

 スマホアプリ担当 
 NFCタグを、スマホにて読取る際、 
 「どのTypeのNFCタグを読込み可能とするか」 
 「NFCタグ内の情報が、どのような場合に読込み可能とするか」など 
 カードリーダ側との統一性を含め、設計を確定するフェーズに苦労しました。 
 ですが、設計確定後の製造以降については、 
 大きな問題は無く、改めて設計フェーズの重要性を認識しました。